そうです。ココが東京から1番遠いんです。

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高知の西の端で、自然と関わりあいながら暮らしています。時に発信したいことを書き、時に日記のような雑記ブログです。

持続可能な未来の農業パーマカルチャーについて考えてみませんか?

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パーマカルチャーのような考え方はこれからの時代に
非常に必要な知識だと思います。
ぜひたくさんの方に少しでも実践してもらいたいです。

 

パーマカルチャーってなに? 

 

パーマカルチャーとは永続可能な農業のこと


自然と関わり合いながら人間が培ってきた農業の知識に、
現代の知識を加えた農業。

 

 

自然×最先端

 

ハイブリッド農業という感じですかね。

ここ数十年の農業ていうのは、モノカルチャーっていわれてて
これは一つの作物を大量に作ること。

分かりやすく考えると、
アメリカなんかの広大な土地で小麦とかトウモロコシなんかを作って飛行機で農薬散布してる映像とかよく流れるけど、あれです。

 

だけどその方法だと経済的にはいいけど、
環境的にはよくないよね。
って気づいたわけです。

これ以上土地を切り開いて、
化学肥料とか使って不自然に作物を育てるんじゃなくて、

「もっと地球にも人にも優しい方法で作物を育てれたらいいよね。」 
という考えのもと編み出されたのがパーマカルチャーなんです。

 

 

日本人こそパーマカルチャーを取り入れるべき

 

日本人の僕たちにとって、
糞尿や植物などを堆肥として作物を作るというのは
一昔前の農法として普通のことです。

大昔からずっと。
地域や人によっては今もやってると思います。

しかしこの方法は欧米人から見ると衝撃的だったようで、
パーマカルチャーの祖ビル・モリソンは
この農法を元にパーマカルチャーを完成させたといわれています。

化学肥料や農薬を使わず自然の力を最大限に利用した農法は、人間にも地球にも優しいんです。


作物を育て収穫し食べてまた堆肥とする

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つまり日本人がもともとやっていたことを体系化させたんですね。

日本から生まれたものが
一度海外に渡りそれが洗練されて今また日本に戻ってきたわけです。

 

 

 

パーマカルチャーのテーマは多様性

 

パーマカルチャー(永続可能な農業)にとって必要不可欠なこと、
それが多様性です。

パーマカルチャーでは、
化学物質や環境を破壊するようなものを使わないので、
できる限り自然の力のみを使って、
何世代も暮らすことができる仕組みづくりが必要になってきます。


コンパニオンアニマル/
コンパニオンプランツ

パーマカルチャーの代表的なシステムです。

 

コンパニオンアニマル

パーマカルチャーの考え方では、
エネルギーや資源を循環させることが必用です。

その中で欠かせない生き物がニワトリです。
ニワトリは畑を耕したり雑草を駆除してくれます。
また卵と肉は食用になり、
羽は羽毛として使え、
糞には微生物が生まれ肥料として土を豊かにします。

こんな風に、
生き物を資源として活用することをコンパニオンアニマルと呼びます。

もちろん他にもアヒル・合鴨なんかもコンパニオンアニマルですし、
害虫を食べるカエルや、
受粉をするミツバチなんかもそうですね。

 

コンパニオンプランツ

 

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引用:のんびりアウトドア コンパニオンプランツ・トマトとバジル



これはトマトとバジルを同時に育てているところです。
トマトだけだと害虫が寄ってくるところ、
バジルには虫除けの効果があるので害虫からトマトを守ることができるんです。

植物の特性を生かして他の植物を守る。
植物同士を協力させるわけです。
これがコンパニオンプランツという仕組みです。

もちろん他にもたくさんの組み合わせがありますので、
それを調べるだけでも、
初めて聞くことばかりで楽しかったですよ。

 

このように多様性や、循環、資源の活用といったことが、
パーマカルチャーの幹となる部分になります。

 

 

その土地に適したデザインを考える

 

パーマカルチャーを知って、「素晴らしいアイディアだ!」
明日本を買ってきて早速取りかかろうというのは難しい話です。
もちろん全く不可能といいう訳ではないですが、パーマカルチャーにとって一番大事なことは、その土地に合ったデザインをするということです。

僕の住んでいる高知の西の端、幡多地区では熊やハブはいません。
しかしこれが所変われば北海道には熊がいますし、沖縄にはハブがいます。
また、高知には杉はありますが北海道にはありませんね。
沖縄にはマングローブがありますが高知にはありません。

住んでいるその土地でも変わってきますね。
山水が流れていれば近くに池や田んぼを作ることを考えますし、海が近ければ海藻を肥料として使うことも考えるでしょう。
パーマカルチャーについて書かれた本の中でも言われていますが、


まず自然を観察すること

そして
その地域の知恵や文化を活用すること。


これがパーマカルチャーでは必用だといわれています。
まずは自分の住んでいる地域がどういう場所なのか、昔の人はどういう生活をしてきたのか。
家の向きや、敷地内のどこに何を配置するのか?
それらを調べながらゆっくりと少しずつその場所に合った自分らしいものを作り上げていかなければ本当の意味でのパーマカルチャーとは言えないと思います。

 

 

 

一人一人がやることに意味がある


パーマカルチャーを一人の人間が全力で実行したところで、
自己満足で終わりです。
何事に対しても思いますが広がらなければ意味がなくて、100人が全力でやるよりも1億人がゆるーくやった方が効果がある。と僕は思っています。
だから少しでいいんですよね。
変にストイックにやってみてストレスがかかるのは本末転倒ですし。
田舎なら家庭菜園くらいの畑なら高くないですし、都会でもベランダでできます。
少し調べてみれば家の中でできる方法だってあります。

化学肥料を使ったモノカルチャーだけに頼る時代は終わりです。
楽しくゆるーく自然と生きましょうよ。
みんながやってマンション内でおすそ分けしあうなんてことになったら楽しそうじゃないですか。
近所付き合いも良好になりますよ。
きっと!

 

パーマカルチャーの最終目的

 

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日本に住んでいるとあまり実感が湧かないですが、
世界には砂漠化が進んでいる場所や森林伐採が続いている場所など、人為的な要因で食物を作れない場所が増えています。
そんな場所を食べられる森に変えていくのがパーマカルチャーの目標です。
素敵ですねー。
ただ生態系を戻すだけじゃなく、人間と自然の生き物が永続的な暮らしをしていくことができる環境を作る。
それに多様な環境を作ることで自然遷移も加速していきます。

最後に、「パーマカルチャー菜園入門 あとがき」より抜粋です

常に問題は存在しています。
最も危険なのは、問題の本質が置き換えられ、一見簡単に見える解決策が提示されることでしょう。
いつの間にか環境問題が、温暖化を引き起こすとされる二酸化炭素の問題に集約されてしまい、低炭素社会という目標が示され、それに貢献さえすれば善だとされるようなことです。
環境問題とは、文化の問題であり、永続可能性を生み出す文化を失ってしまったことをその本質とする問題なのです。それに気づいて、そのような文化を再度構築することが、パーマカルチャーの真に目指すところであり、それを可能にするのは、その本質に気づいた全ての人の参加だけなのです。